通年雇用助成金
概要
①事業概要:通年雇用助成金は、積雪又は寒冷の度が特に高い指定地域で、季節の影響を強く受ける指定業種を営む事業主等が、季節労働者の通年雇用化や労働移動を進めるための助成制度である。事業所内就業・事業所外就業、業務転換、休業、新分野進出、職業訓練、季節トライアル雇用、移動就労経費など複数の支援メニューがある。 ②対象者:主な対象は、指定地域に所在する事業所で指定業種に属する事業を行う事業主で、申請対象労働者を対象期間中継続して雇用し、その後も翌年度12月15日まで継続雇用する見込みがあることが求められる。申請対象労働者は、9月16日以前から継続雇用され、この措置がなければ1月31日に特例受給資格を得ると見込まれる者等であり、管理監督的業務従事者や季節的業務に従事しない者等は除外される。 ③補助対象経費・補助内容:賃金助成では、対象期間中に支払った賃金や休業手当が基礎となる。新分野進出では、季節労働者3人以上を雇い入れ、指定業種以外の事業に進出するための施設・設備の新設、増設、購入又は賃借が対象となり、20万円以上の工事・購入・賃借が要件となる。職業訓練では講師謝金、施設・設備借上げ、教材費等が対象となり、移動就労では交通費、宿泊料、移転料が距離区分に応じて対象となる。 ④補助率・上限・スケジュール・申請のポイント:助成率はメニューにより異なり、事業所内・外就業は賃金の2分の1(新規継続労働者は3分の2)、業務転換は3分の1、休業は2分の1又は2回目3分の1、新分野進出は設置・整備費の10分の1、職業訓練は2分の1又は3分の2である。上限は新分野進出が1回500万円で、1計画につき3回まで申請できるため表示上限額は1,500万円とした。通年雇用届は12月16日から1月31日、支給申請は多くのメニューで3月16日から翌年度6月15日まで等、メニューごとの期限管理が重要である。