介護関連データ利活用に係る基盤構築事業の助成金(保険医療機関)(令和8年度)
概要
本助成金は、公益社団法人国民健康保険中央会が令和8年度に実施する「介護関連データ利活用に係る基盤構築事業」のうち、保険医療機関向けの支援である。市町村、介護事業所、医療機関の間で介護関連データを利活用し、業務効率化と介護・医療サービスの質の向上を進めることを目的としている。対象となる中心作業は、主治医意見書をオンライン資格確認等システムに接続する回線および介護情報基盤を経由して電子的に送信できるようにする環境整備である。 対象者は保険医療機関で、介護情報基盤を利用するために、主治医意見書の電子的送信機能を追加する医療機関が申請できる。助成対象は、オンライン資格確認等システムに接続する回線の設定と、介護情報基盤経由で電子的送信を行うために必要となる電子カルテ、文書作成ソフト等を含むシステム改修等の経費である。パソコン等の汎用端末購入ではなく、主治医意見書の電子的送信を可能にするための改修・設定が軸となる。 補助率と上限は病床数で分かれる。200床以上の病院は補助率2分の1、助成限度額55万円まで、199床以下の病院または診療所は補助率4分の3、助成限度額39.8万円までで、金額はいずれも税込みで扱われる。交付額は対象経費から寄付金その他収入を控除した額に補助率を乗じた額と上限額を比較し、少ない方を1,000円未満切捨てで決定する。申請は保険医療機関番号ごとに1回限りである。 申請受付期間は令和8年5月7日から令和9年3月12日までの予定で、令和9年3月12日までに申請する必要がある。申請は回線設定とシステム改修等が完了した後、介護情報基盤ポータルから必要事項を入力し、領収書、通帳の写し、病床数が確認できる資料などを電子ファイルで添付して行う。予算上限に達した場合や申請状況等により受付期間が短縮または中止される可能性があるため、改修完了後は早めに書類を整え、ポータルで申請を完了させることが重要である。