愛媛県四国中央市:「販路開拓支援事業費補助金」(令和8年度)
概要
四国中央市の「販路開拓支援事業費補助金(令和8年度)」は、市内の中小企業者や個人事業主が、自社で開発した製品・技術を愛媛県外の国内展示会、見本市、その他宣伝を主目的とする催事へ出展する際の経費を支援する制度である。市は、展示会等への出展に要する経費に対して予算の範囲内で補助金を交付し、自社製品等の販路開拓を後押しする。対象となる展示会等は、日本国内かつ愛媛県外で開催されるもので、物産展など販売を伴う催事や、自社が主催・共催する催事、他事業者との共同出展は対象外とされている。 対象者は、四国中央市内で事業を営む中小企業者である。個人事業主の場合は市内に住所を有し市内で営む者、法人の場合は市内に本店を置く中小企業者が前提となる。加えて、紙の総合マッチングサイト「四国は紙國」への登録(新規登録を含む)、市税等の滞納がないこと、暴力団員等または密接な関係者でないことが求められる。中小企業者の範囲は、製造業・建設業・運輸業等、卸売業、サービス業、小売業ごとに資本金または従業員数の基準が示されており、株式会社、有限会社、合同会社、士業法人等が含まれる。 補助対象経費は、出展小間料、ブース設置・装飾費、備品等の借上料、自社製品等の運搬費、展示会等会場までの往復交通費、展示会参加のための宿泊費である。交通費は市内事業所と展示会等会場の一往復分で最大2名分、公共交通機関の合理的経路が対象で、特別席等の追加料金は対象外である。宿泊費も最大2名分で、展示会期間とその前後1泊まで、1泊1万円が上限となる。燃料費等の自社運搬費、汎用性の高い消耗品・備品購入、配布物製作費、電気・水道使用料、消費税・地方消費税は対象外である。 補助率は補助対象経費の2分の1、補助限度額は50万円で、1,000円未満は切捨てとなる。令和9年3月31日までに展示会等へ出展し支払いを終えることが必要で、交付申請は事業完了後30日以内または令和9年3月31日のいずれか早い日までに行う。申請額が予算額に達した時点で受付は締め切られ、申請は当該年度1事業者1回、1展示会等に限られる。特に重要なのは、出展申込や経費支払の前に市へ事前確認届出書、事業計画書、収支予算書、見積書、展示会等概要資料を提出し事前協議を行う点である。事前確認後に実施・支出した事業だけが補助対象となるため、申込日と支払日の管理が実務上の要点となる。