令和8年度 非正規から正規へ転換した人材の定着を後押し「正規雇用転換安定化支援助成金」の申請受付開始
概要
①事業概要:東京都産業労働局の正規雇用転換安定化支援助成金は、国のキャリアアップ助成金(正社員化コース)と連携し、非正規雇用から正規雇用へ転換された労働者が転換後も安心して働き続けられるよう、企業による育成計画、メンター指導、研修、制度整備、賃上げを支援する制度である。令和8年度は対象労働者数が1雇用保険適用事業所あたり最大5人に拡充され、介護支援制度整備加算も新設された。 ②対象者:申請できるのは、東京労働局管内に雇用保険適用事業所を持ち、令和5年4月1日以降に対象労働者を転換等し、東京労働局長からキャリアアップ助成金(正社員化コース)の支給決定を受けた中小企業等である。対象労働者は同コースの支給対象で、都内事業所で転換又は直接雇用され、支援期間終了日まで同一事業主の下で転換後の雇用区分が継続し、有期雇用労働者でないことが求められる。 ③補助対象経費・補助内容:通常の経費補助ではなく、対象労働者に対する3年間の指導育成計画書の策定、メンター選任と3回以上・3日以上の指導、指導育成計画書に基づく研修の実施を条件に、対象労働者数に応じた助成金を交付する。加算として、支援期間中に退職金制度、結婚・育児支援制度、介護支援制度を新たに整備した場合、また対象労働者の時間単価を60円以上賃上げした場合の支援が用意されている。 ④補助率・上限・スケジュール・申請のポイント:助成額は対象労働者1人20万円、最大5人で100万円、退職金・結婚育児・介護の各制度整備加算が各10万円、賃上げ加算が1人12万円・最大5人で60万円となり、加算込みの上限は190万円である。申請受付は令和8年5月1日から10月31日まで第1回から第6回に分かれ、電子申請はJグランツ、郵送申請も可能である。交付申請後の支援期間と実績報告期間を守り、必要書類の不備や期限超過を避けることが重要である。